どのようなケースで秘密保持契約(守秘義務契約)を締結するのか

【自社の業務を他社に外注するとき】 

最近よく起きているのが外注先からの情報漏えいです。

 

ダイレクトメール発送を外注するため、自社の顧客名簿を外注先に預けたが、外注先のアルバイト従業員が、その顧客名簿を名簿事業者に販売、インターネット上で売り出したというケースがあります。

 

委託先の問題だからといって責任を逃れることは許されません。法令で委託元の会社に委託先の監督責任が義務付けられているからです。

そのため、自社の業務を他社に外注するときは秘密保持契約(守秘義務契約)を締結した方がよいといえるでしょう。