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事業譲渡契約書を依頼された顧客事例

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「パーソナルストレッチ」の専門店「スリーエス」を、全国に14店舗も展開


事業内容を教えてください


「パーソナルストレッチ」の専門店を、全国14店舗(SSS渋谷本店・SSS池袋店・SSS新宿店・SSS Black(銀座店)・SSS札幌店・SSS北見店・SSS高崎店・SSS長野店・SSS大阪店・SSS柏店・SSS福岡店・SSS宮崎店・SSS沖縄店・SSSいわき店)展開しています。

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「パーソナルストレッチ」というのは、聞き慣れない言葉ですが、どのようなものですか?


ストレッチというと自分でやる準備体操というイメージが多いと思いますが、トレーナーがクライアントの身体を一方的に伸ばしていくという形で、お客さまは完全に受け身の状態になります。パーソナルストレッチの指導者がクライアントに合わせて、関節とか筋肉を適正な状態に持っていくサービスです。全国展開しているような会社も増えてきているので、市場は大きくなっていますね。しかし、まだ始まったばかりの業界です。

2度に渡って、合計3つの契約書の作成を依頼


柏崎法務事務所に、何を依頼しましたか?


2度に渡って、合計3つの契約書の作成を依頼しました。去年2015年に「フランチャイズ契約に関する契約書」と「プロデュース契約書」、そして、今年2016年は「事業譲渡契約書」です。

戦うプロの「弁護士」よりも、「行政書士」を選んだ


御社の本店は渋谷区です。柏崎法務事務所は横浜ですが、最初に知ったきっかけはどういったことですか?


僕が探したんじゃないから分からないな(笑)担当が探したんでね。 

 


契約書は弁護士や他の士業でも作成できますが、行政書士に依頼した理由は?


我々の認識としては、そういう書類を作るのは行政書士という認識を持っていますね。

もちろん弁護士でも作れるのでしょうけど、やはり商業的な側面はそんなに強くないんじゃないかなという印象です。

 

商業的な契約書関係として考えれば、それをジャッジすることは弁護士でもできると思いますが、ゼロから立ち上げるというあまりないケースですし、プロデュースとかフランチャイズとかを考えると、書類を作成するなら行政書士という認識なのでお願いしました。最初から弁護士を探せという指示は全く出していません。

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顧問弁護士に作成、あるいはチェックしてもらうことは考えなかったのでしょうか?


チェックを、顧問弁護士に依頼するつもりはなかったですね。弁護士は戦うプロだと思っているので、戦うような何か争いごとなら依頼しますが、基本的に友好的な契約書を細部まできちんとしたもので作るとなると、行政書士だと思っていました。間違いですか?(笑)

 

行政書士柏崎)
いえ、大変有り難いことです。率直にいうと、弁護士のほうが敷居が高いというか…

 

金が高いってことですね?(笑)

 

行政書士柏崎)
率直にいうと、はい(笑)

 

実は僕の父親が不動産屋なんです。不動産屋でも書類関係を作るのですが、そうなった時に行政書士とやり取りをしているのを見たことがありますし、弁護士とやり取りしているのも見たことがありますけど、おっしゃる通り、やることの割には高額という印象なんですよね。
弁護士と行政書士というのは、職種が違うと認識しているんです。


例えば、戦う時に裁判所を経由する場合なら必要だと思うんです。車でいうとスポーツカーなので、山登りに行くのにフェラーリで行かないですよねという感じで、きちんとした書類を作成したいだけなので、別にプロデュースの人間とかフランチャイズの人間と争うつもりはないわけで、分かりやすいちゃんとした友好的な決まり事ができればいいと思っているので、行政書士という認識ですね。その意味でも、弁護士は値段も見合っていないと思うんですよね。着手金も結構かかるので。

原案は、翌日納品。完成した6ページの契約書を1日で納品した


依頼後、原案ができてお手元に届いたと思います。最初にご覧になって、どんな印象を持たれましたか?


正確だなと思いました。それに我々からのリクエストにきちんと応じた文面や文脈で作っていただいたという印象ですね。丁寧ですよね。

弁護士も丁寧に書きますが、弁護士の文脈は、裁判で片方が勝つための契約書といった勝敗の匂い、がするんですよね。

 

その点、柏崎先生の契約書は、「決まりごとをきちんと守って、皆で決まりごとを共有して全員の利益に配慮した上でビジネスと一緒にやっていきましょう」という文脈になっている。その点は、ひじょうに良かった。好印象でしたね。


希望とおり、戦うための契約書ではなかったんですね。


そうですね。弁護士は、バッサリ切り落とすようなもの文章が多くて「これはこうである。これはこうするべきである」みたいな感じが多いんです。

 

でも、やんわりと「皆でいろいろ考えましょう。こういう場合もあるんじゃないですか」みたいな、グレーというか、ハンドルでいうと遊びみたいなところが、あるのと、ないのでは、ずいぶん受ける印象がちがうんじゃないかと思いますよね。


1度目はじっくり契約書を作って、2度目はスピーディーに契約書を作りました。1年後にリピートしていただいたのは、なぜですか?


先ほどの話と重複になりますが、内情をきちんと把握していただいて、それをきちんと法律にのっとった言葉に応じていただいて、弁護士のように切り落としたり、ギチギチに角が効いた文面ではなく、やんわりとした分かりやすく、敵に勝つための文章ではなく、味方に一緒になりましょうという文章を作ってくれた実績があるので、そちらのほうが話がスムーズにいくじゃないですか。


2度目の「事業譲渡契約書」は、お急ぎだったとのこと。事業譲渡の契約はかなり重要な契約なので、じっくり作りたいという希望が多いのですが、お急ぎだった理由は?


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4月3日に大きなイベントがあって、そこで発表ができる態勢まで持って行きたかったんです。事業譲渡の話しをして、そのまま契約まで持ち込むことを考えていました。人間の気持ち的なものが問題なので、「やる!」という気持ちが冷めた後に契約書を見せても、盛り下がるでしょう?

 

行政書士柏崎)
3月中旬の火曜日にご依頼をいただいて、「今週中に必要」と言われて驚いたのですが、その背景には、オーナーさんに早くお見せしたかったんですね。すぐに取り掛かり、翌日に原案をお送りしました。


最初の納品をご覧になって、不足項目や修正項目などはありましたか?


翌日に原案が届きましたが、特になかったですね。さらに、記載したい内容が増えましたので多少の加筆はお願いしましたが。


その契約書はどのぐらいの分量だったんですか?


 

 

行政書士柏崎)
確か、細目というか譲渡するような対象の財産を記載したページも含めると、6ページぐらいだったと思います。

 

6ページの契約書を、何日で?


行政書士柏崎)

その時は、1日ぐらいだったと思います。


すごい早いですね。なぜ、そんなに早いんですか?


行政書士柏崎)

前年にご依頼いただいたということもあって、内情を詳しく把握していたということもありますし、なにより、事業譲渡については、得意分野のひとつでもありましたから。

スピーディーで、相手に配慮した、ていねいな文章だったこと


柏崎法務事務所に対しての評価をお願いします


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ひとつは、スピーディーだったこと。もうひとつは、勝つための戦う文章でなく、相手に配慮したていねいな文章だったことですね。
法的な契約書というのは、いろいろな作り方があると思うのですが、対象者がどういう人かによって、文脈は変わると思うんです。その文脈によって契約書の印象も変わるじゃないですか。今回の契約書を読んで、そういうことはつくづくあるなと感じました。


仮に、法律的には完璧で、非の打ち所がない契約書であっても、文脈やその表現、言葉の使い方で攻撃性が強まることもあるでしょうし、チョイスする日本語によっては変わってくると思うんですよね。日本語は言葉の数が多いですから、文脈に心理が出る。その点については、とても満足しています。

 

行政書士柏崎)
特にこれから一緒にビジネスをする方との契約書は、両者を公平に配慮したと見せるのがポイントで、イーブンというのがポイントなんですよね。一方的に有利に作ることもできるのですが、今後契約を結んでいく中で、それが一方的な情報として見られてしまうと、それだけでビジネス上の信頼関係が破綻してしまうことを恐れていました。ですから、売り手も買い手も、両者ともにイーブンで見せるということに配慮し、ビジネスが発展するための譲渡契約書を作成しました。


経営者は、契約書に対して神経質に思う方もいると思います。契約書の作成について、アドバイスをいただけますか?


まず、契約書は、All Winのためにあると思っています。
作った人、依頼する人、契約者、その三者のバランスがどちらかに傾くことによって、トラブルの元になりかねないこともあると思います。それをプロの人が法律と文脈と熟語と、どういうものを使っていくかで、どちらかに偏ってもおかしいし、相手方に偏ってもおかしい。

 

結局、All Winの状態で、全員に配慮したいちばんの真ん中に法律文章をコントロールできるのが、契約書の作成者のスキルだと思います。ビジネスワークとしては高いスキルを求められるのではないかと思いますね。それができるかどうかは、結局、人情なんですよ。性格が良い奴がそうなるんですよ。空気が読める人が真ん中を作るんですよね。
よくいるじゃないですか。法律理論だけのゴリゴリの方も。


理論上だけでなく、人情的な背景を持ったうえで契約書を作らないと、読む人、書く人、契約する人は必ず人間なので、人間は感情の生き物で、感情が左右するだけでそれがイエスかノーかで答えが変わってきてしまうので、感情の生き物だと分かったうえで、人情を通じた理論がないと契約書を作れないと思います。
そういう意味では、柏崎法務事務所の契約書は、毎回安心してお願いできますね。おかげで、良い契約ができました。ありがとうございました。

 

行政書士柏崎)
それは良かったです。ありがとうございました。

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ごあいさつ

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行政書士 柏崎 幸一 (Blog)山形生まれの横浜育ち
(12月25日生まれ)
中央大学法学部卒


たとえ面倒でもオリジナルの契約書を作ることの重要性を理解して頂けると幸いです。
私が契約書にかけるのはそんな想いです。
 
きっかけは、法務マン時代の苦い失敗談にあります。
 
前職では、2日に1通というペースで契約書を作成・チェックしていました。私が年間に作成・チェックした契約書は100通以上にのぼります。
 
法務マンとして働いていたある日のこと、私は忙しさのあまり契約書のひな形をコピー&ペーストしてしまいました。
 
「やっとできた」
契約書を作り終え、ほっとしたのも束の間、後日上司に呼び出され「営業の人たち全員に謝りに行け!!」と叱責されてしまいました。
 
慌てて先日作った契約書を見直してみると、契約書の主語と述語が逆になっており、会社にとって不利な契約内容となっていました。これでは、上司や営業の方々が怒るのも無理はありません。もちろん、会社にも迷惑をかけてしまいました。
 
それ以来「契約書の6割は形式だ。主語と述語には特に注意しなくては」と考えるようになりました。

ひな型に頼ったばかりに失敗した事例はこれにとどまりません。
 
裁判すれば数千万円の損害賠償を請求できたにもかかわらず、「上限320万円」というたった7文字の損害賠償条項が契約書に入っていたばかりに、裁判せずあっさり負けてしまったこともあります。
 
ひな型に頼らず、自分で契約書を作っていたら、少なくとも戦わずに負けるということはなかったと考えています。

一連の失敗から「同じ名前の契約でも、契約ごとにリスクが違う。安易にひな形に頼ると拾いきれないリスクが生じてしまう」ということを学びました。
 
面倒でも、コストがかかってでも、契約書は一からオリジナルのものを作らなくてはいけない。
 
また、それでもひな型に頼らざるを得ない事情がある人もいることを踏まえて、より多くのリスクに対応できるひな形を作ろう。そう心に誓いました。
 
「簡単なひな形に頼るべきじゃなかった」
「こんなことになるなんて思っていなかった」
 
後で後悔しないためにも、オリジナルの契約書を作るようオススメしたいと思います。
ご連絡お待ちしています。

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